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『飛鳥の断崖』

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日本の詩歌のかたちから、
日本の文化史を説いた本です。


『飛鳥の断崖 五行歌の発見』
著 草壁 焔太
1998年、市井社


和歌は五七五七七、俳句は五七五、川柳は五七、
五と七のリズムは、
私たち日本人の体に染み込んだように馴染みがある。
このリズムから外れると、思わず「字余り」と言ってしまう。

この五と七のリズムが、実は中国の影響だったのでは、
という内容の本です。
飛鳥時代に中国の文明・文化を取り入れた結果、
日本では五と七のリズムが様式として定着したのでは、
という説が論じられています。

建築史を勉強した私には、
日本人はひとつの様式にあまり固執せず
中国風も朝鮮風も雑多に取り入れ、使い回すのではないかな、
という気もしますが、
当時の最先端中国の詩歌が一世を風靡し、
すごい勢いで定着した、ということもありそうです。

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